ビオチン(ビタミンH)は、ビタミンA,ビタミンB2、B6、B3と一緒に働いて健康な皮膚を維持します。ビオチンは昔から皮膚炎の改善に使われてきました。ビオチンはビタミンHと呼ばれていましたが、最近、ビタミンB群であることがわかって、”ビタミンB7”とも呼ばれるようになりました。ビオチンは腸内細菌によりつくられますが、ビオチンが欠乏すると脂肪の代謝が悪くなります。また、皮膚炎になりやすくなり、顔や体に湿疹ができます。
アトピーにかかっている人を調べた結果、健康な人よりもビオチンが五割も少ないことがわかりました。最近、アトピーの原因には、ビオチンの不足も関係していることが明らかになってきました。血液の中に含まれるビオチンが少ない人ほど免疫の乱れを招きやすく、アトピーを引き起こしやすいそうです。アトピー予防にはビオチンが不可欠な成分なのです。
ビオチンは水溶性で、ビタミンBコンプレックスの仲間の一つであり、脂肪とタンパク質が正常に代謝されるには不可欠な成分です。ビオチンには、アトピー性皮膚炎の原因であるヒスタミンをつくるヒスチジンを尿として排泄する働きがあり、ビオチンが不足すると脂漏性皮膚炎などのお肌のトラブルを引き起こします。
くるみや豚レバー、大豆、牛レバー、鶏レバー、いわし、ピーナッツなどに多く含まれています。ビオチンは腸内でもつくられてますから食生活でいろいろな食品をバランスよく食べていれば、ビオチンが不足することがあまりないそうです。
近年、アトピーが急増しておりビオチン欠乏症が問題となっています。今の私たちの生活はビオチンが不足しがちな生活を送っていると言えるでしょう。
ビオチンは日常食品に豊富に含まれています。それと腸内の善玉菌がビオチンを合成していますので普通の生活を送っていればビオチンが不足する心配はないそうですが、まれにビオチン欠乏症にかかるようです。糖尿病やアトピーの人には体内のビオチンが健康な人よりも五割ほど少ないことがわかりました。
ビオチン不足の原因
- 偏食
・・・食生活の欧米化によりビオチンの豊富な和食を食べることが少なくなり、動物性脂肪を摂りすぎています。脂肪は代謝にビオチンを大量に消費してしまいます。
- 腸内細菌の構成の変化
・・・腸内の善玉菌が減少すると腸内でつくりだされるビオチンが減ってしまいます。
- 抗生物質や睡眠薬の常用
・・・ビオチンの生産が抑制されます。
- 生卵の食べ過ぎ
・・・生の卵白に含まれているアビジンが腸管からビオチンの吸収を阻害しますので生卵を食べるときは注意が必要です。
- 喫煙
・・・ニコチンがビオチンを大量に消費します。
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