便秘とは、便が腸に長い間、排泄されずに腸に留まってしまいお腹の痛みやお腹の張り、排便に苦痛がある状態です。便秘には、
急性便秘と
慢性便秘があります。急性便秘は、旅行に行くとかの生活環境の変化が原因で一時的に便秘になっている状態です。慢性便秘には、
器質性便秘と
機能性便秘があります。器質性便秘は、腸の障害により腸の形の異常や腸の癒着などで起こる便秘で、機能性便秘は、腸の機能低下や腸機能異常などにより起こる便秘です。機能性便秘には、痙攣性便秘や弛緩性便秘、直腸性便秘などがあります。痙攣性便秘の原因は、主にストレスにより起こる便秘です。痙攣性便秘は、”過敏性腸症候群”という病気の一つで、過敏性腸症候群は、最近、若い人に急増しており、精神的ストレスから自律神経が乱れて便秘になります。弛緩性便秘は、腸の便を送る働きが鈍くなっているために便秘になっている状態です。弛緩性便秘は、主に腹筋の低下により腸の働きが悪くなって起こります。弛緩性便秘は、腸の緊張が緩んで蠕動運動が弱くなって起こる便秘で、慢性便秘の多くは、この弛緩性便秘です。弛緩性便秘は、高齢者やお産を経験した女性、体力が低下している人などに多く見られ、最近では、体力の無い若い女性にも弛緩性便秘になっている人が増えています。直腸性便秘は、便が直腸のところまできているのになかなか排便できない状態で、直腸性便秘は、便意を我慢する習慣があると直腸の神経が鈍り、便意を感じなくなっていることが主な原因です。

便秘という字は”便”に”秘”と書きます。三日ほど便が出なくても排便するときに苦痛なく便を出すことができれば、
便秘ではなく、しかし毎日、便が出ても、排便に苦痛があれば便秘だそうです。
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